2021年7月18日日曜日

エクセルでやる特許分析について

エクセルというと、私はたまに簡単な表を作るレベルですが、何かできそうで何もできない(スキルがないので・・・)という印象のソフトです。

たまに、持ち上がるのは、特許分析をエクセルでやろうか、という話となります。

これは、特許マップソフトを買うお金がないので、とりあえずエクセルでやってみてはどうか、という後ろ向きの理由となることがほとんどです。

今回もそういう話が持ち上がりそうなので、エクセルの勉強をするため、とりあえず本屋へいってみました。

本屋へいきますと、エクセル関係の本は大量にありますので、まず選ぶのに一苦労となります。 何を買ってよいかわかりませんでしたので、経営コンサルタントの方が書かれた最新の本を買ってみました。

まだ全部読んでおりませんが、エクセルで多数の処理を行い、10個ぐらいの図表が1つのシートにまとめられた、経営ダッシュボードというものを作成するようです。

経営ダッシュボードによれば、多数の情報が1つのシートで可視化されますので経営管理に大いに役立つ、ということのようです。

私の知らぬ間に、今のエクセルでは、結構な処理と図表表現ができるようになっているようです。これをまねしまして、知財ダッシュボード的なものをつくると面白そうです。

よくよく考えますと、特許マップソフトは便利ですが、処理やアウトプットは、ソフトの機能に制限されてしまいますので、変わった分析をしようと思った場合には役に立ちません。

その点、エクセルは処理とアウトプットに自由度がありますので、使いこなせれば、特許マップソフト以上の分析とアウトプットが得られることとなります(使いこなせれば、の話ですが・・・)。

また、特許マップソフトのヴァージョンアップの速度よりエクセルの改良の速度が速く、書籍の多さからわかるように、様々な知見も蓄積しておりますので、もしかしますとエクセルの方が特許情報分析に好適というような状況になっているかもしれません。

と、能書きはこれまでにして、エクセルの勉強をしたいと思います。何か、アウトプットが出ましたら、また、ブログのネタにしたいと思います。

2021年7月3日土曜日

知財学会申し込みについて

知財学会ですが、先ほど申し込みました。

題目は「テキストマイニングを使用した新規事業の探索について」です。

発表可否は8/5に通知されます。

学会に申し込むときに、いつも悩みますのが、発表のカテゴリーです。

あてはまる現状のカテゴリーを探しますと、「その他」となります。

いくらなんでも「その他」ではやる気をなくすといいますか、あなたのやっていることは知財に関係ありませんよ、と暗に言われているような気がしまして、やる気がなくなることになります。

私がやっているのは「特許情報分析」であり、以前はこれに対応するカテゴリーがあったと思うのですが、今はありません。

その理由を考えてみますと、

①発表者が少なくなり、カテゴリーが廃止された

②特定業者が自社製品の宣伝に使用しすぎ、学会の雰囲気が悪くなったので排除された、

の2つの可能性が考えられますが、どうでしょうか?よくわかりません。

それで、今回は「その他」で申し込むか、それとも、日本マーケティング学会へ鞍替えしようと思いましたが、「ブランド・デザイン」のカテゴリーの説明をみますと、マーケティングのテーマも含まれるようなので、新規事業の探索もまあ、マーケティングといえるので、今年も「ブランド・デザイン」で申し込みました。

また、新規事業の探索自体もデザイン行為の一種であるので、座長の方には申し訳ありませんが、 「ブランド・デザイン」としました。

今後の予定としましては、予稿の提出が2021年9月30日となり、発表が2021年11月27日(土)または11月28日(日) となります。

おそらく、あっという間に11月となると思いますので、暇を見つけて資料作りをしたいと思います。

2021年5月30日日曜日

MFTモデルの修正について

前回、新規事業として、エアシャワーがあったと思いますので、MFTモデルを改変してみました。

 

 

 

上記MFTモデルはアブダクションによる推論となりますので、誤りを含む可能性があることは、当ブログをお読みの方でしたら理解いただけると思います。

新規事業として、「住設機器」を考えてみましたが、MFTモデルにしますと、従来とは事業がかけ離れており、リスクが高そうな印象となります。

とはいえ、アイデアレベルとしてはここまでの検討しかできませんので、後は、これを社長に提案して、ダメ出しをうけるしかありません。 

ということで、特許情報からMFTモデルを作成し、アイデア出しまでする、という一連の作業は完了しました。

この処理に際しては、特許明細書を一切読んでおりませんので、明細書原理主義の方からしますと手抜きの印象があると思います。

そういう意味では、実務に使用する場合には、時間的余裕があれば、要約レベルでよいと思いますので、読んだ方がよいと思います。

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