現在、知財学会にて発表する資料を作成しています。
こういう資料を作成する場合には、その内容が重要なのは当然なのですが、どちらかといえば文章の構成に悩む場合が多いです。
文章の構成が悪いと、論理の流れを追えなくなりますので、聞いている人はその内容を理解できなくなります。
特に、学会で発表する内容は、聴衆の方も初めて聞くような内容となりますので、論理を補完できず、理解できなくなる可能性が高くなります。
これでは、どんな素晴らしい内容でも、他の人の理解を得ることはできない、というもったいない状況となります。
私も、1週間悩んでおりますが、解決法を今思いつきました。それは、まず、ロジックのみのテンプレートを作成して、それに内容を当てはめてゆくというものです。
これなら、ロジックだけは完成されておりますので、少なくとも内容は理解していただけると思います。
それでは、適当なテンプレートはないかと思いましたが、やはり、自分が日頃から接している特許明細書のテンプレートが使いやすいと思いました。
特許明細書の構成は次のようになってます。
1.発明の名称
2.技術分野
3.背景技術
4.発明が解決しようとする課題
5.課題を解決するための手段
6.発明の効果
7.発明を実施するための形態
8.実施例
特許明細書は、世界的にほぼ同一のフォーマットで作成されますので、特許明細書の論理的な流れは、世界的にも妥当だと認められていると思います。
今回の発表は、「発明」ではありませんが、論理の流れは流用できそうです。
あとは、内容ですが、こちらは、まだまだ時間がかかりそうです・・・。
2012年10月27日土曜日
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