懸案のkindle 本の件ですが、実のところ自分はkindleで本を買ったことがないことに気がつきました。
丸善や八重洲ブックセンターをぶらっとして、気になる本を買うのが常ですので、データのみの本というのはイメージがわきません。
今回は在庫(売れ残り・・・)を持つのがいやですので、何もわからないにも関わらず、kindleにしております。
本を書いていて思いますのが、まず、図がしょぼくなるということです。
正式な出版でしたら、プロのデザイナーが図を起こすのでしょうけど(出版したことがないので詳しくは知りませんが・・・)、今回は自分で書きますので、パワポレベルの図が並ぶことになります。
もちろん、プロに頼めばよいのですが、貧乏弁理士ですので、そこまでのお金もありません・・・。
次に気がつきますのが、文章もしょぼくなるということです。
通常の出版でしたら編集者が内容のクオリティを管理するのでしょうけれど、そういうお目付け役もおりませんので、好きに書いてしまいます。
ということで、かなり当初のイメージとは異なる感じとなります。このようなことから、本の値段は5000円とかは無理な状況です。
また、kindle出版の手続きも覚えねばなりませんし、表紙も作らねばなりませんので、簡単にはいかない感じです。
とはいえ、書いていてよかったと思うのが、自分用には役に立つ、ということです。
日頃の業務ではExcelは使用しませんので、いざ、特許マップを書こうとする場合には、まず、Excelの操作を思い出すことから始めねばなりませんでした。
この本があれば、思い出す時間を節約できます。そういう意味では自分用マニュアルとして、使えると思います。ですので、売り上げが芳しくなくとも問題ありません。
しかし、Amazonで"特許マップ"を検索しますと、本がほとんどヒットしないことがわかります。特に、最近出版された本はありません。そういう意味では、特許マップに関する本にはニーズがないのかもしれません。
これはどうしてなんでしょうか?よくわかりません。
内容は上記のような感じですので、プロモーションもしないことにしました。やるとしたら、マーケティング学会のtwitterで宣伝をお願いしようと思いますが、マーケティング学会のフォロワー数は860くらいしかないので、宣伝効果はなさそうです。
ということで、この作業も終わりそうですので、次は、知財学会のネタ探し作業をしたいと思います。