【知財のビジネス価値評価検討タスクフォース 報告書及び経営デザインシートを公表いたしました(内閣府)】との案内がメールでありました。
そこでは、「経営をデザインする」 ものが紹介されておりました。
内容を見ますと、知財が企業の価値創造メカニズムにおいて果たす役割を的確に評価して経営をデザインするためのツール(経営デザインシート)が紹介されておりました。
ざっと目を通しただけですので、良し悪しはよくわからないのですが、 経営デザインシートというのは普及しないだろうなという感想です。
理由は、作るのが大変だから、ということになります。以前にも知的資産経営報告書のようなものもありましたが、普及していないのは、作るのが大変だからということになります。
実際作ってみるとよいものかもしれませんが、工数もかかりますので、費用対効果が明確でないとなかなかつくれません。
またこういうシートの作成は外注できるものではなく、内部情報に通じた企業内部の人(できれば多数の人)で作らないと意味がありませんので、なかなか機会がないと思います。
とはいえ、経営デザインシートなるものを考案できるということは素晴らしいというか、うらやましいと思います。
このブログのタイトルは「知財をデザインする」ですが、当初の目的としては「知財デザインシート」のようなものを考案することができればいいな、という目論見もありました。
しかしながら、「知財デザインシート」のようなものを考える時間が今のところありません。
今の仮説としては、特許、意匠、商標とも、ブランドアイデンティティを用いてまとめて取り扱うことができるのではないかと思っておりますが、考える時間もありません。
ということで、最後は愚痴でした。