2020年1月15日水曜日

デザインQFDの論理付けについて

現在、QFDをデザイン思考に使用した例の調査をしております。

J-GLOBALやGoogle Scholarなどの無料の検索システムを使用して検索してみましたが、よい文献がありませんでした。

自分で考えねばならないかと、あきらめかけていたところ、丸善の技術書籍コーナーで、「デザイン科学概論(慶應義塾大学出版会)」という2018年の書籍を発見しました。

この本には分析・評価を主な狙いとした「M-QFD」が紹介されております。

ということで、この「M-QFD」をテキストマイニングで作成すれば、デザインに使用するQFDの事例が作れることになります。

この「M-QFD」は、軸が、「価値」、「意味」、「状態」、「属性」と4つもあるので、若干軸が多い気がします。容易に理解できる軸の数は3つくらいと思います。そこで、少々アレンジが必要と思います。

また、「価値」、「意味」の意味が分かりにくいので、デザイン思考で一般的に用いられる「ニーズ」とかの用語を使用したいところです。

そもそも、この「M-QFD」は、松岡先生の独自理論である多空間デザインモデルに依拠したものとなりますので、はたしてこれに乗っかりすぎるのもどうかと悩みます。

多空間デザインモデルは少々難解ですので、シンプルにしませんと使い勝手が悪そうです。その点、デザイン思考はとっつきやすいものがあります(実行するのは難しいのかもしれませんが)。

また、「M-QFD」というネーミングもわかりにくいので、今後は「デザインQFD」という名前で行こうと思います。

と、いろいろとケチをつけましたが、この書籍の発見により、論理付けの労力が大きく低減されることになりそうなので、本を読みこみたいと思います。