ChatGPTでできる特許データ分析入門を本日発売開始しました。
以下はAmazonのリンクです。
ChatGPTでできる特許データ分析入門(kindle版)
内容としましては、4月末に行ったセミナーの内容をブラッシュアップしたものです。
本当のところは、秋くらいに出そうと考えてました。というのは、ChatGPT4の日本語処理がとても遅く、今の段階で本を書いても使い物にならないと考えていたからです。
上記セミナーも基本的には英語の処理をしていました。しかし、英語の処理で本を出しても、日本人には役に立たないかと思います。
4月末にOpenAIの社長が来日して、日本語処理を高速化したGPTを出すとニュースになりましたので、高速化したGPTが出たら、本の作成に着手しようかと考えてました。
新しいモデルは夏くらいだろうと高をくくっていましたら、その2週間後には、ChatGPT4oが出てしまいましたので、急いで本を書いた次第です。
まあ、確かに高速化しましたので、日本語処理でも文句のない速度にはなったかと思います。
ただし、ChatGPT4oは単に高速化しただけではなく、インタラクティブモードが追加された点が大きな変更となります。これを、本にフィードバックするのに苦労しました。
というのは、出たばかりの機能であり、参考情報もほとんどなく、試行錯誤で機能を確認するしかありませんでした。したがって、機能の全貌を把握てきているかといえばそうではありません。
インタラクティブモードを使用しますと、データをマウスで指定して、分析や視覚化ができますので、従来より操作性が向上しています。なおかつ、日本語も使用できるようになりましたので、一般的な特許マップでしたら、ChatGPTがあれば十分の時代となりました。
おそらくこの機能は、近いうちにExcelにも搭載されると思います。
本の出来としては、速報性を重視したのと、この原稿に区切りをつけて、本来の仕事に集中したい時期となりましたので、8割くらいの出来のイメージですが、生成AIの進歩は激しく、タイミングを逃すと永遠に出せなくなりますので、現時点での出版としました。
アマゾンプライムに加入している人でしたらただで読めますので、ご一読いただければと思います。