2022年4月9日土曜日

構成案について

kindle本の構成を考えてみました。

(1)はじめに 

・KHcoderインストール

(2)マップ作成編

・特許データ取得

・特許データ前処理

・形態素解析

・複合語抽出

・対応分析出力

・共起ネットワーク出力 

(3)コーディング編

・コーディングルール作成

・対応分析?

・共起ネットワーク出力

(4)分析例編

・掃除機の分析(以前noteの記事にしたものを改変)

(5)応用編 

・ブランド分析(以前パテントに投稿したものを改変)

・デザイン分析(以前パテントに投稿したものを改変)

マップにつきましては、対応分析と共起ネットワークのみとなっておりますが、最近の本の「動かして学ぶはじめてのテキストマイニング」でも、この2つの手法のみ紹介されておりますので、現状ではこれで十分なのかと思います。

こんな感じで、コンテンツ作りを開始したいと思います。

テーマは、他にアイデアがないので掃除機かなと思います。ご要望があれば、コメントください。

2022年4月8日金曜日

KH coderの勉強(完)

KH coderを使った特許分析を調査しておりますが、google検索では目ぼしいものはこれ以上見つかりませんでした・・・。

あとは、検索に引っかからない領域で何かあるのかもしれませんが、調査不能ですので、特許分析調査についてはこれにて終了です。

次にKHcoderのHPでリンクされている論文も眺めてみましたが、ほぼ、共起ネットワークか対応分析を使用しており、特に目新しい分析をしているものもありませんでした。

したがって、KH coderの事例調査も終了となります。

そうしますと、 共起ネットワークか対応分析を使った特許分析法をまとめればよいのかと思いますが、ネタとしては少ないような気もします。

あとは、最近出ました「動かして学ぶ!はじめてのテキストマイニング」という本に倣って、特許データをあてはめて、kindle本にまとめるのもよいかと思います。

次回は、kindle本の構成を考えたいと思います。この構成が決まれば、学会発表のデータづくりも開始できます。

2022年4月7日木曜日

特許マップの歴史2

前回読んだパテントマップの本がよかったので、また古い本を買って読んでみました。 

今回は、「経営判断直結!特許地図作成法(発明協会)」となります。AMAZONで410円で売っています。

発行は2007年ということで、このころには特許マップソフトも普及していたころと思います(詳しくはわかりません・・・。)

読んでみたところ、発想法に関する記載が多いです。これは、この本の特許マップ作成の目的がアイデア創出にあるからです。

具体的なマップの作成法は、前回の本と同様、特許を抄録カード化して、KJ法にてまとめ、模造紙に並べるという、第1世代の特許マップとなります。

特許抄録の作成について具体的な解説がありますが、特許マップ作成法を期待して読みますと、物足りない内容となります。 

しかしながら、特許マップ作成の結果得られたアイデアは開発の役に立ちますので、作って意味のあるマップとは言えます。

当然、こういう作り方ですので、人手も必要ですし、時間もかかります。今このような特許マップを作成している会社はあるのでしょうか?

やはり、私の用途としては、特許マップソフトでつくる特許マップより、昔の手作りの特許マップの方が役に立ちそうです。 

問題は手間なのですが、テキストマイニングで何とかならないか、というのが現状となります。

また、これは仮説なのですが、昔の手作り特許マップは開発に役にたったが、特許マップソフトでつくる特許マップはマクロすぎて、開発の役に立ちにくく、そのあたりが不満点になっているような気がします。

2022年4月6日水曜日

KH coderの勉強2

本日もKHcoderの調査をしたいと思います。

本日紹介するのはこちらです。

初心者向け!KHcoderで特許マップを描いてみよう(1)  

著名なサーチャーの酒井さんの記事です。

内容につきましては、上記リンクを読んでいただければと思います。

紹介されている図に下記のような図があります。

 

これは、外部変数を出願人とした共起ネットワーク図となります。

この外部変数を出願人とした共起ネットワーク図につきましては、最近の本である「動かして学ぶ!はじめてのテキストマイニング」にも特許文書の分析事例として使われています。

この図から何がわかるかといえば、図の真ん中の方にある各社(2以上)に共起する用語は、「競合技術」 であり、図の周辺の各社の個々に共起する用語は、「各社が注力している(特徴的な)技術」といえるそうです。

私は、 前回紹介しました対応マップと、この外部変数を出願人とした共起ネットワーク図との使い分けはどうするのかな、と疑問を持っております。

どちらの図も各社に特徴的な用語を抽出できますので、どういうときにどちらの図を使うべきかイマイチわかりません。

今後調査してゆくうちに。この疑問も解消すると期待しております。 

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