2021年1月21日木曜日

IPデザインマトリクスのまとめ方

勝手にネーミングしたIPデザインマトリクスですが、 

 

 

 

 

 

上記のようなマトリクスを使って分析することを考えています。

このようなマトリクスには、課題・解決手段マップやQFDがありますので、それらの分析手法を流用すればよいことになります。

マトリクスの作成には、マトリクス内には数値(もしくは〇、△など)を書き込む必要があるのですが、方法としては

(1)自分の経験と知識に基づいて適当と思われる数を書き込む

(2)特許情報分析による出願件数に基づいて数を書き込む 

(3)特許情報のテキストマイニングによる共起度に基づいて数を書き込む

があります。

分析手法としては、マトリクスを組み合わせて要素間の関係性を分析することになります。

ニーズ×機能マトリクスと組み合わせれば、デザイン分析となり、

情緒×機能マトリクスと組み合わせれば、ブランド分析となり、

 市場×機能マトリクスと組み合わせれば、マーケティング分析となります。

 

このうち、マーケティング分析はまだやったことがないのですが、最近MFTフレームというのを見つけましたので、その考え方を流用すれば、何とかなると思います(マーケティング学会ネタになりそうです)。

こんな感じでいろいろできれば面白いと思いますが、どうでしょうか?

2021年1月17日日曜日

今年の作業予定について

令和3年もはじまりました。年を取ると月日の流れが速いです・・・。

懸案の論文の方ですが、掲載になりそうです。何も問題がなければ、月刊パテントの3月号に掲載される予定です。

個人的には、この論文の内容には、若干の問題(炎上要素?)があるかもしれないと思っておりましたが、知財学会での発表でも何の指摘もありませんでしたし、パテント編集部からも指摘がありませんでしたので、世に出して大丈夫と安心しております。

3月号は3月初旬から中旬に発行されますので、ぜひ購入してください。本屋では売っておりませんので、弁理士会のホームページから購入願います(誰でも買えます。800円か900円です。)

もちろん、発行から数か月で弁理士会のホームページで公開されますので、実のところ買う必要はないといえばないのですが・・・。

それで、今年は何をするかと考えましたが、新しいネタもありませんので、何もしないこととしようとも思いましたが、今までの論文のまとめと、事例づくりでもやろうかと思います。

ただ論文のまとめといっても、強制的なイベントを設定しませんと、やらないと思いますので、例えば、知財学会のインテンシブ?セッションあたりに申し込むことを考えております。

そうしますと、学会申込の始まる5月ごろまでに、ある程度作業の見込みをつけておかなければなりませんが、仕事や家の事情もありますので、どうなるかわかりません。

まとめの方向性としては、知財学会の発表4回分と、パテント誌論文4つを以下のような感じでまとめることを考えております。

 

ネーミングについては、独自のものをつけようかどうか迷いましたが、ネーミングがあった方が知識の整理がしやすいことと、他の人をみますと独自ネーミングをつけて営業している人も多いので、とりあえずつけてみました。

とはいえ、 インテンシブ?セッションのレベル感がまったくわかりませんので、あっさりリジェクトされることも考えられますので、ダメでも私をいじめたりしないように願います。

事例作成の方については、noteの方でやりたいと思います。諸事情によりnote記事の更新をまったくしておりませんが、上記ネーミングを用いて再出発したいと思います。

それでは、今年もよろしくお願いいたします。

【PR】“AI、生成AI”による知財業務の効率化、スピード化のセミナーについて(9/27開催)

掲題の件、セミナーの1/4を担当することになりました。私の担当分は、「【第2部】生成AIで革新する特許データ分析」です。URLは以下となります。 AI 生成AI 特許調査 分析 翻訳 技術情報協会はセミナー・出版・通信教育を通じて企業の最前線に立つ研究者、技術者をサポートし社会に...