ものづくり革新ナビに、知的財産マネジメントの技法に関する記事を投稿いたしました。
技法の内容としましては特許情報解析について簡単に説明させていただこうと考えております。是非ご参考に願います。
(記事はこちらです)
http://www.monodukuri.com/gihou/article/85
ところで、最近は、事業戦略、技術戦略、知財戦略が一体となった三位一体の戦略が求められております。
ここで、事業戦略及び技術戦略を構築する際に使用される技法には様々なものがあります。
事業戦略でしたら、SWOT、3C、5F、PPM、4P、PEST等の技法があります。
技術戦略でしたら、QC7つ道具、QFD、VE、KJ法、タグチメソッド等の様々な技法があります。
これらの技法は、多くの研究者により体系的にまとめられており、解説の書籍も多く出ていることから、多くの人により使用され、実用的なレベルにあります。
それでは、知財戦略に用いられる技法はどうでしょうか。
事業戦略及び技術戦略と比較した場合、残念ながら技法というものはそれほど考案されていないように思います。
知財活動といえば権利化や係争対応などが主体でしたから、技法開発の機運が高まらなかったのかもしれません。
知財戦略についても技法を考案しまとめる時期がきているのではないでしょうか。