KH Coderで知財マップを書いてみる
以前、IPランドスケープは、意匠・商標のことを考えていない、と当ブログで難癖をつけましたが、言いっぱなしでしたので、例を示すことができてよかったです。
縦軸が洗練されていませんので、あまりよい図ではありませんが、今後改良したいと思います。
特許出願は40万円、意匠出願・商標出願は10万円くらい必要となりますので、費用で加重した件数の方が比較にはよいかと思いましたが、そのままにしております。
マクロ分析的には、上記の感じでよいと思いますが、あとは、セミマクロ分析と、ミクロ分析をどう統合するかという課題はあります。
特許は要約からテキスト情報を抽出でき、商標は称呼と指定商品からテキスト情報を取り出せそうですが、意匠はテキスト情報が貧弱ですので、テキストマイニングでの処理に向かないという課題があります。
画像をテキストに変換する技術があれば、何とかなると思います(もしくは、人力でテキスト化することもできますが、量をこなすのは無理と思われます。)
まあ、無理に統合しなくとも、特許は特許で、意匠は意匠で、商標は商標で分析すればよいとは言えますが。