弁理士の便益の階層分析は以下のようになります。
便益
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広く一般の方
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特定ベネフィット
(情緒的、自己表現的便益)
⇒顧客がどのように感じるか
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信頼できる手続き
グローバルな支援の安心のサポート
法律と技術がわかる、頼りがいがある
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一般ベネフィット
(機能的便益)
⇒顧客が何をできるようになるか
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知財の創出、知財の権利化、知財権の活用(収益化)支援、ビジネスの参入障壁構築支援、ビジネスの差別化支援
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ファクト
(属性、特性)
⇒顧客に提示される特性、プロセス
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特許明細書作成、出願手続き、特許査定率、勝訴率、出願件数、出願費用、訴訟代理、契約・技術標準アドバイス
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ここで難しいのが、弁理士はBtoBの仕事が多いので、企業に対する便益はあるのかもしれませんが、一般人に対する便益はほとんどないところです。
お題としては、「一般への認知性」がありますので、一般人への便益を分析したいところですが、ないので仕方がありません。
このあたりで、もはや良いキャッチコピーを作ることができないことを感じました。
話は変わりますが、最近テレビを見ておりますと、BtoB企業のテレビCMをよく見かけます。
視聴者はBtoB企業の製品を買うことはありませんので、無意味と思いますが、おそらく新卒の求人のためにCMをうっているのでしょう。
ビジネスがBtoBのみとなりますと、一般人から遠くなってしまうという寂しさがあります。
ということで、次は、ブランドアイデンティティの作成を行いたいと思います。