2022年6月18日土曜日

その他からの脱出について

知財学会向けの作業ですが、何もしておりません・・・。

やはり期限みたいなものがないと、先延ばしになりがちです。

ところで、今年からカテゴリーが以下に変更になったようです。

    (1)知財制度、国際化に関する課題
    (2)ブランド・デザイン・コンテンツマネジメント
    (3)先端技術、IT、データ利活用
    (4)バイオ・ライフサイエンス
    (5)知財人材育成、知財教育
    (6)知財経営
    (7)ビジネスモデル、SDGs
    (8)知財の実証分析
    (9)その他(知的財産の新領域等)
    (10)学生発表(学生会員による研究発表)

私が、発表をもくろんでいましたのが、ブランド・デザインなのですが、ブランド・デザイン・コンテンツマネジメントに変更になったようです。

要は、商標・意匠・著作権と思います。

したがって、今年、ブランド・デザイン・コンテンツマネジメントで申し込みしましても、その他のカテゴリーに変更されそうです。

世間的(経営学的)な、ブランド、デザインは、商標、意匠ではないのですが、知財学会的には、商標・意匠・著作権に限定解釈されると考えた方がよさそうです。

そうすると、どのカテゴリーで申し込むかですが、(9)その他、にするか、(3)のデータ利活用となるでしょうか。

しかし、(3)のデータ利活用は不正競争防止法的な内容を求めている感もありますので、そうしますと、やはりその他へ変更されてしまいそうです。

そもそも、各カテゴリーの定義がよくわかりません・・・。これは、あえて細かい定義を設けず、発表者の自由な解釈に任せているのではないかと思います。

テキストマイニングは、先端技術?、IT?ともいえなくもないのですので(もはや、先端ではないですが・・・)、(3) でもよいような気もしますが、恥ずかしながら、あまり先端技術の知識がありませんので、このパラメータはどうしたとか、難しい質問をされてもうまく受け答えができない恐怖心があります・・。

めんどうくさくなりましたので、今年は(9)でよいかと思うようになりました・・・。

カテゴリーが発表されたことから、近々に申し込みが始まると思います、そうしたら作業を開始したいと思います。

2022年6月9日木曜日

知財学会のネタ案について

今年の知財学会ですが申し込みはまだ始まっていないようです。

発表するかどうかはまだ決めておりませんが、ひとまずネタ案だけでもまとめようと思います。

今年は、「テキストマイニングを使用した新規ブランドモデルの創出」のような感じとしたいと思います。

やり方は

①A社とB社のブランドモデルをテキストマイニングで作る

②A社とB社のブランドモデルを比較して、何かコメントする

③A社のブランドモデルをテキストマイニングにより改良して、新規ブランドモデルを創出する

④A社の新旧ブランドモデルを比較して、何かコメントする

という感じとなります。

ブランドモデル生成にはLDAを使用して処理を簡単にします。

さて、これが面白いテーマかといえば、実際に作業してみないとわかりません。つまらなかったら申し訳ありません。

今年発表したら、4年連続発表という感じとなるでしょうか。妹尾先生には及びませんが、常連を目指して頑張るのも面白いと思います。

2022年6月2日木曜日

テキストマイニングを使用した新市場の探索について、の件

掲題の件、私の論考が、弁理士会のHPで公開されました。

↓リンクです。

https://system.jpaa.or.jp/patent/?freekeyword=%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%9F%E6%96%B0%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E6%8E%A2%E7%B4%A2%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

内容としましては、テキストマイニングを利用して新用途発想を行ったものです。去年は、発明発想を行いましたので、その続編という位置づけとなります。

論考の中で発想された新用途は、エアシャワーとなります。これは、本当に当たりますと営業妨害になりかねませんので、意図的に外しています。

コロナ対策が課題となっておりますので、それに役立つ製品としてはフィルタ装置を考えるのが、すじのよい考えかと思いました。

エアシャワーといいますとBtoB的な製品となりますので、BtoC製品が多いダイソンではやらないと思います。

それで、最近ダイソンが出した製品が以下となります。↓

https://www.dyson.co.jp/Wearables/dyson-zone-air-purifying-headphones/Announcement

コロナ対応というところは当たっておりましたが、ヘッドフォン型清浄機というのは、全く予想できませんでした。清浄機の騒音をヘッドフォンでキャンセルするという力技には驚きます。

論考内ではLDAを使っております。これは結構便利ですが、もう少し事例を作ってみないと有効性はわかりません。

今年の知財学会ではブランド発想を行う予定ですが、まだ、何も作業しておりません・・・。作業前に、一度、巷の発想法を調査してまとめる予定です。

世間のレベルを把握しませんと、無意味な発表となりかねませんので・・・。

ということで、私の論考をご参考いただければと思います。

2022年5月23日月曜日

Excelでできる特許データ分析入門の件

掲題の書籍の件、上市して2か月がたちました・・・。

↓AMAZONのリンクです

amazon.co.jp/dp/B09VH3GKYM

売れ行きですが、芳しくはないようです・・・。

Kindle発行のアドバイス本によれば、無名の著者の場合には、相当プロモーションに力を入れませんと、売り上げは0となることが多いようです。

それはそうですよね・・・。有名な方でしたら宣伝なしに売れるでしょうけど一般人は努力が必要なようです。

しかし、twitterやfacebookで宣伝するのもうざいですので、やめておきます。

この本ですが書くきっかけは、日本マーケティング学会のワーキングペーパとなります。

↓ワーキングペーパーへのリンクです。920件もダウンロードいただきありがとうございます。

https://www.j-mac.or.jp/wp/dtl.php?wp_id=89

このワーキングペーパーにはQFDを使った分析法は記載されておりますが、肝心のQFDの作り方には言及がありませんでしたので、今回の本で内容を補完しようと考えました。

本書を読んでいただければ、ワーキングペーパの分析をできるようになると思います。

手作りの特許マップを第1世代、マップソフトでつくる特許マップを第2世代、AIでつくる特許マップを第3世代とすれば、本書の内容は第1.5世代という感じで、手法としては退化しております。

このあたりがどうも不評なようでして、積極的に宣伝しない理由ともなります。 

たしかに、本書の手法で特許マップをつくるのは面倒ですので、万人向けの内容とはいえません。私としましても、さらに情報を集めて改善できるところは改善したいと思います。

Kindleは編集が容易ですので、年1回くらい改訂してゆければと思います。 

万人向けではないと申しましたが、ひとつ重要なテクニックとして、グループ化があると思います。これは、KJ法に使用できます。

通常KJ法は、ポストイットなどを使って行います。また、使用可能なソフトとしてはマインドマップソフトなどもあります。

Excelのグループ化機能を使用しますと、Excel上でKJ法的な処理を行うことができます。Excel上で行いますので、KJ法でまとめた結果をグラフなどに図表化することができます。 これはメリットと思います。

これは特許データ分析に限られず、アンケート分析にも使用できますので、活用法はいろいろあると思います。 ということで、ご興味がありましたら、是非ご購入願います。

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