次のテーマは、デザイン思考に資するQFD分析となりますが、これは簡単な話となります。
もともとQFDはニーズシーズマッチング機能がありますので、デザイン思考につかえるのは明白であり、そのような事例も既にあると思います。
では、なぜやらなかったかといえば、デザイン思考自体は何年も前から流行っており、今から始めても後追い感があるからです。(同様の理由でIPランドスケープもやってません。)
では、なぜやるかといえば、今回の知財学会で、最も難易度が高いと思われた、ブランドの分析について、ある程度の道筋がつきましたので、残るはデザインとなったからです。
デザイン分析が可能となりますと、
1、特許情報を用いた技術分析
2.特許情報とレビュー情報を用いたブランド分析
3.特許情報とレビュー情報を用いたデザイン分析
が可能となりますので、特、意、商の知財のすべての分析が可能となります。
そして、QFDは、多数の2元表を組み合わせることが可能ですので、
4.特許情報とレビュー情報を用いた、技術・デザイン・ブランド分析
を1つの表にすることができます。(1つにまとめると逆にわかりにくくなるかもしれませんが・・・。)
そうすると、このブログのタイトル通りの、「知財をデザインする」感がでてまいります。