2022年5月9日月曜日

進捗について

GWも終わりました・・・。天候もなかなかよく、よいGWだったと思います。

GW中は完全休養にあてまして、仕事的なものは何もしませんでした。こういっては何ですが、私くらいの年齢になりますと休むのも仕事のうちとなります。

さて、懸案のKHCoder本の方ですが、進捗は4割くらいとなります。GW中に作業しようと思いましたが上記のごとく何もしておりません・・・。

書いていて気がつきましたのは、

①特許分析に使えそうなのは

・外部変数-用語の対応分析

・外部変数-コードのクロス集計

②あまり使えそうにないのは

・用語-用語の対応分析

・用語やコードの共起ネットワーク

となります。

要は、用語同士の関連性を示すアウトプットは解釈が難しいことがわかりました。

もちろん、こじつければ何らかの解釈はできますが、細かくつっこまれますと自信のない解釈となります。

特に、共起ネットワークはテキストマイニングの花形のアウトプットですが、ここから何かを見出すのは、なかなか難しいです。

一応、本には、用語-用語と外部変数-用語の両方の手法を記載しようとは思います。

知財学会用のデータ処理も合わせて行う予定でしたが、ちょっと無理でした。

したがって、KHCoder本の作業が一区切りついたら、知財学会の作業を開始しようと思いましたが、今年の知財学会は例年より1か月早いようで、スケジュールがますます厳しくなりました。

KHCoder本は5月中に脱稿し、その後、知財学会のデータづくりをしようと思いますが、学会の方はエントリーだけして、進捗が悪ければ、最悪発表辞退となるかもしれません。

2022年4月9日土曜日

構成案について

kindle本の構成を考えてみました。

(1)はじめに 

・KHcoderインストール

(2)マップ作成編

・特許データ取得

・特許データ前処理

・形態素解析

・複合語抽出

・対応分析出力

・共起ネットワーク出力 

(3)コーディング編

・コーディングルール作成

・対応分析?

・共起ネットワーク出力

(4)分析例編

・掃除機の分析(以前noteの記事にしたものを改変)

(5)応用編 

・ブランド分析(以前パテントに投稿したものを改変)

・デザイン分析(以前パテントに投稿したものを改変)

マップにつきましては、対応分析と共起ネットワークのみとなっておりますが、最近の本の「動かして学ぶはじめてのテキストマイニング」でも、この2つの手法のみ紹介されておりますので、現状ではこれで十分なのかと思います。

こんな感じで、コンテンツ作りを開始したいと思います。

テーマは、他にアイデアがないので掃除機かなと思います。ご要望があれば、コメントください。

2022年4月8日金曜日

KH coderの勉強(完)

KH coderを使った特許分析を調査しておりますが、google検索では目ぼしいものはこれ以上見つかりませんでした・・・。

あとは、検索に引っかからない領域で何かあるのかもしれませんが、調査不能ですので、特許分析調査についてはこれにて終了です。

次にKHcoderのHPでリンクされている論文も眺めてみましたが、ほぼ、共起ネットワークか対応分析を使用しており、特に目新しい分析をしているものもありませんでした。

したがって、KH coderの事例調査も終了となります。

そうしますと、 共起ネットワークか対応分析を使った特許分析法をまとめればよいのかと思いますが、ネタとしては少ないような気もします。

あとは、最近出ました「動かして学ぶ!はじめてのテキストマイニング」という本に倣って、特許データをあてはめて、kindle本にまとめるのもよいかと思います。

次回は、kindle本の構成を考えたいと思います。この構成が決まれば、学会発表のデータづくりも開始できます。

2022年4月7日木曜日

特許マップの歴史2

前回読んだパテントマップの本がよかったので、また古い本を買って読んでみました。 

今回は、「経営判断直結!特許地図作成法(発明協会)」となります。AMAZONで410円で売っています。

発行は2007年ということで、このころには特許マップソフトも普及していたころと思います(詳しくはわかりません・・・。)

読んでみたところ、発想法に関する記載が多いです。これは、この本の特許マップ作成の目的がアイデア創出にあるからです。

具体的なマップの作成法は、前回の本と同様、特許を抄録カード化して、KJ法にてまとめ、模造紙に並べるという、第1世代の特許マップとなります。

特許抄録の作成について具体的な解説がありますが、特許マップ作成法を期待して読みますと、物足りない内容となります。 

しかしながら、特許マップ作成の結果得られたアイデアは開発の役に立ちますので、作って意味のあるマップとは言えます。

当然、こういう作り方ですので、人手も必要ですし、時間もかかります。今このような特許マップを作成している会社はあるのでしょうか?

やはり、私の用途としては、特許マップソフトでつくる特許マップより、昔の手作りの特許マップの方が役に立ちそうです。 

問題は手間なのですが、テキストマイニングで何とかならないか、というのが現状となります。

また、これは仮説なのですが、昔の手作り特許マップは開発に役にたったが、特許マップソフトでつくる特許マップはマクロすぎて、開発の役に立ちにくく、そのあたりが不満点になっているような気がします。

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