2014年12月7日日曜日

知財のニュースについて

このブログは一応知財のブログなので、知財の最新ニュースを紹介しようと当初は考えていました。

知財のニュースというと、裁判例、法改正、その他ビジネス上のニュースがあると思いますが、あまり知財のニュースを紹介できていません。そのいい訳は以下のとおりです。

1 裁判例について
何か判決がでますと、裁判所のHPに判決文が掲載されますが、判決文は何十ページにもなりますので、全文を読むのに時間が必要となります。

中途半端な理解をブログに公開しますと、ブログが炎上する原因となりますので、しっかり読んで、証拠にもあたって、理解を深めてから、紹介する必要があります。

しかし、そのような時間をとるのも大変ですので、怠けていると、偉い先生が雑誌等に見解を発表しはじめます。

専門に研究されている先生の方が分析が的確ですので、そちらを読んだ方がよいということになります。

こういう判決がでました!という記事でもいいのですが、あまり意味があるようにも思えませんので、裁判例を紹介する機会を逸することになります。

2 法改正について
法改正については、改正の数年前から審議会等にて法改正の内容についていろいろ審議がなされ、その審議内容が公開されることになります。

しかし、あくまでも未決の事項ですので、審議内容を紹介することは、立法過程に興味がある人は別ですが、一般の人にはあまり意味が無いのかなと思います。

改正法が成立した後はどうかといえば、法がどう解釈されるかは、裁判例の蓄積を待たねばならず、また、審査についても審査基準が改定される内容を確認せねばならず、さらに、審査基準についても、実際に審査実務が開始されてからでないとなんとも言えません。

したがって、法改正についても、実際に法が施行されないと、なんとも言えないといえます。

こういう法改正がされました!という記事でもいいのですが、あまり意味があるようにも思えませんので、法改正を紹介する機会を逸することになります。

3 ビジネス上のニュースについて
新聞などを見ますと、知財関係のニュースがしばしば報道されます。

しかし、新聞のニュースは、特定のバイアスが掛かっている可能性がありますので、報道をそのまま信用することはリスクが有ります。

最近はネイティブニュースのような、企業からお金をもらった、半分広告のようなニュースがあり、そういうニュースは客観性がありませんので、読むに値しません。

また、新聞記者の専門性が足りない場合や、特定の政治思想がある場合には、誤報、捏造の疑いがある報道がなされる場合があり、やはり読むに値しません。

そうすると、新聞報道についても、充分に裏をとらないでブログ等に紹介することは、リスクが有ります。

一応、知財ニュースについては、この欄の下に、ロボットが自動収集したものを紹介するようになっておりますので、最新ニュースはそちらで確認頂き、解釈が必要であれば、当方で調べますので、ご相談いただければと思います。

スプレッドシートだけで特許分析⁉ Google Sheets AI関数を徹底検証した最新ワーキングペーパーを公開しました。

生成AIがついに表計算ソフトのセルまで入り込み、翻訳・要約・分類をワンストップでこなす——。 5月16日に公開された私のワーキングペーパー Vol. 11 No. 11 では、試験運用中の Google スプレッドシート“AI関数” を用いて、50件の掃除機関連特許を**「...