ブランドはもういらない? 消費が後押しする「ブランドレス」
記事を読みますと、特定のブランドを付さずに、その分価格を安くした商品が米国で受けているようです。
通常、ブランドがありませんと、購入者は製品の品質を判断できませんので、普通はあやしくて買わないと思います。
それを避けるために、ロゴを付す部分に、詳しい商品説明が記載されているようです。購入者はそれを読んで、品質を判断できるようです。
商品にロゴ・マークを付すのは「狭義のブランド」といますが、商品に関する構造化された知識を提供するのが「広義のブランド」ですので、記事の事例は、「ブランドはいらない」、「ブランドレス」というようりも、「広義のブランド」に着目した商品といえます。
また、ブランド知識の中でも「品質」が特に重要な知識であることがわかります。
ということで、これからのブランド戦略は、商品の「品質」を購入者に適切に伝えることが重要になってゆくのではないでしょうか。