2019年6月17日月曜日

テーマについて

学会発表するとした場合のテーマですが、「QFD」とするか「ブランドQFD」とするか考えています。

「QFD」の場合には、「ニーズ」と「シーズ」の関係を見ますので、デザイン思考と共通点があり、話としては分かりやすいのがメリットです。ただし、その分、やっててつまらないというデメリットがあります。

 「ブランドQFD」の場合には、「ベネフィット」と「属性」の関係を見ますので、話としては分かりにくいというか、正直私も専門外で完全には理解しておりませんので、細かいつっこみがありますと答えられないというデメリットがあります。ただし、変わった分析となりますので、面白いというメリットがあります。

今回はわかりやすさを重視して、通常の「QFD」としようかと思います。

進め方ですが、QFDをつくるだけではつまらないので、もう少しなにかしようと思います。今考えているのは以下の手順です。

1.テキストマイニングQFDにより、ニーズ・シーズ分析をする。
以前書いたブランドQFD論文のような感じで、QFDを作成し、技術開発方針を決定する。

2. テキストマイニングを用いた新規発明創出
開発方針に基づいて新規発明を創出します。発明発想手法としては、TRIZなどいろいろあり、なんでもよいのですが、それでは面白くないため、せっかくテキストマイニングしているのですから、ここでは、テキストマイニングを利用した発明創出法を無理やり考えます。

3.特許出願、権利化
アイデアを考えるだけではつまらないので、実際に出願して、権利化します。個人で出願する場合には、権利化費用が安く済みますので、これを利用します。

4.アンケート実施
上記分析手法と特許公報を、当該分野に関連する企業に送り、有用性に関するアンケートを行います。

知財学会までには、せいぜい1.2あたりまでしかできないと思いますので、 残りはまとめて、後日どこかに投稿する感じとなります。こんな感じでどうでしょうか。

【PR】“AI、生成AI”による知財業務の効率化、スピード化のセミナーについて(9/27開催)

掲題の件、セミナーの1/4を担当することになりました。私の担当分は、「【第2部】生成AIで革新する特許データ分析」です。URLは以下となります。 AI 生成AI 特許調査 分析 翻訳 技術情報協会はセミナー・出版・通信教育を通じて企業の最前線に立つ研究者、技術者をサポートし社会に...