2021年4月8日木曜日

テキストマイニングを使った特許分析など

早いもので、もう4月となりました・・・。

1~3月は、家の事情により忙しかったのですが、ようやく時間的な余裕が出始めましたので、そろそろ本年度の作業を進めたいと思います。

内容としては以下の2つとなります。

1.知財デザイン本の執筆

執筆といっても、いきなりは書けそうもありませんので、まずは骨子作成や事例作成を細々とやりたいと思います。

事例につきましては、テキストマイニングを使った特許分析をやろうかと思います。

内容としては、以前論文に書いたような↓

「月刊パテント/別冊パテント」目録検索システム│日本弁理士会 (jpaa.or.jp)

ことをやろうと思います。

つきましては、事例作成にご協力いただける企業様がございましたら、ご連絡いただけますようお願いいたします。

2.知財学会発表

今年のテーマは、「テキストマイニングを使用したMFTモデルの作成」となります。MFTモデルとは、MFTフレームワークを私が勝手にモデル化したものです。

MFTフレームワークとは、以下のような定義となります。

MFTとは、Market(市場)、Function(機能)、Technology(技術)の略で、市場と技術の間にある機能に着目することで、技術の活用が可能な市場を幅広く検討できるフレームワークのことを示します。

ただし、今回はやり切れるかどうかわかりませんので、5月にひとまずエントリーしますが、8月中にアウトプットがでない場合には、9月にエントリー取り下げというようなやや弱気な感じで進めたいと思います。 

この件につきましては、共同で作業していただける方を募集したいと思いますので、ご希望の方はご連絡願います(なお、当然お金にはなりません)。

それでは、1日1時間は作業時間を確保して、上記作業を進めたいと思います。

「専門家なのに、なぜ予測を外すのか?」~未来予測と特許戦略のお話~

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