エンジニアは女性に向かない職業か、というブログ記事を見かけました(恐れ多いのでリンクはできません・・・)。
私にはどうかよくわかりませんが、ただ、今のエンジニアの労働環境は女性に向いていないのかなあと思います。
自分も20~30歳代はエンジニアをやっておりましたが、労働時間が長いのが悩みでした。会社では朝から夜9:30まで働く日々が続き、土日もどちらかがつぶれるような毎日でした。
こういう生活ですと、肉体的、メンタル的な健康上の支障も生じる可能性がありますし、過労死や失踪等の事件も、たびたび出くわすことになります。
私も、エンジニア生活の最後の方は、体調を崩してしまい、 このまま仕事を続けられるかという不安もありました
さらに驚くことに、私以上に働いている人がゴロゴロいましたので、 この程度で音を上げていては上を目指せる可能性も少なく、これは身の引き時かと感じ、今は違う仕事をしております。
こういう労働環境ですと、女性はおろか、男性にも、エンジニアになることはお勧めできないと思います。
そう考えますと、女性に限らず、エンジニアを増やすには、労働環境を改善するか、報酬を高額にすることが必要と思います。
逆によろしくないのは、やりがいとか精神論に訴えることと思います。
とはいえ、エンジニアに女性が増えれば、こういう労働環境が変化する可能性もあります(鶏と卵のように)ので、女性エンジニアを増やす方向性には賛同いたします。
環境が良くなりましたら、自分もまたエンジニアに戻れるかもしれません(人任せですみませんが・・・。)