2019年12月4日水曜日

発表資料について2

パワーポイントをひとまずまとめましたが、39ページとなりました。とても15分で発表できないので、これから半減させる作業となります。

ページ数が多いと早口となり、聞く方が苦痛となるおそれがあるため、20ページ位にして、ゆっくりしゃべって間を持たせようと思います。

発表できなかった内容は、ワーキングペーパーとして別の機会に発表しようと思います。

今週、全発表予稿のデータがダウンロードできるようになったため、ざっと見てみました。

まず、失敗したと感じたのは、予稿はカラーも可ということです。普段から白黒の特許明細書を書いているため、つい白黒で原稿を作成してしまったのですが、図はカラーの方がよかったかなと思います。

発表内容の傾向としては、①法律論系、②妹尾先生系、③その他(私も含まれる)というイメージでした。

法律論は、実務的には役に立ちますので助かるのですが、パワーポイントが、裁判例引用や条文引用の高密度の文字だらけとなりますので、発表する方も大変ですし、聞く方も大変です。

法律論は、学会発表より、論文で発表した方がよいのかなと考えます。

妹尾先生系は、N×1×Nのオープンクローズ戦略?という内容となっていると思います(詳細に読んでおりませんので誤りがありましたら申し訳ありません)。

これだけの発表の量となりますと、事例分析としては十分に揃ったでしょうから、そろそろ内容を取りまとめた戦略本の発表を期待します。

その他につきましては、ポエム?のようなものもあって、ちょっとおもしろいと感じました。 法律論ばかりだと知財学会というより、知財法学会のような感じとなりますので、その他の人の頑張りに期待したいところです。

意外なのが、今話題のIPランドスケープに関する発表がないような気もすることです。他の学会で発表しているのでしょうか?よくわかりません。

ということで、発表資料を週末に向けてまとめたいと思います。発表練習をやる時間はありませんので、ぶっつけ本番となります。

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