前回までの内容を鑑みまして、知財デザインプロセスをまとめますと以下のようになります。
まず、マーケティングプロセスにより量的な分析をします。次に、QFDによりブランド、デザインの質的分析をします。最後に、多空間デザインモデルにより、質的設計をします。
マーケティングプロセスについては、IPランドスケープとして、多くの方がやり始めている状況ですので、その成果を流用(まね、パクリ?)しようと思います。
QFDについては、私が事例を作るしかありません。実のところQFDは設計行為なのではないかとも思い始めました。そうしますと、上記図はさらに簡略化できます。
多空間デザインモデルについては、本家の方(KO大学)の活動の再活発化に期待して、私の方は細々とやろうと思います。
知財デザインプロセスによれば、うまくゆけば、情報を処理することにより、新規製品の設計がなされる、ということになります。
(もちろん、アブダクションであることから、なされた設計には誤りがある、という宿命は残ります。)
上図の量的、質的、帰納法やアブダクションについては、言葉の定義についていろいろ指摘がありそうですので、隠し属性として省略し、より簡単な図としたいと思います。
能書きはこのような感じとして、これからGWにかけて、第1弾の資料を作りたいと思います。