ブログ投稿も今年最後となりそうですので、来年しようと考えている作業についてまとめてみます。
1.知財デザイン手法の開発
知財デザイン手法ですが、今のところ以下のようにまとめようと考えています。
当初はIPランドスケープの手法を取り入れようと考えておりましたが、その後勉強したところ、IPランドスケープとは経営層とのコミュニケーション論を意味するようで、特別の特許分析手法はないようです。
したがって、IPランドスケープはとりあえず考えないことにしました。
来年の知財デザイン手法の作業としては以下の3つを考えております。
(1)Excelを使用した特許分析手法のマニュアルづくり
Excelを使用した特許分析については、先行文献がいくつかありますので、その内容を取り入れつつ、オリジナルのQFD分析を取り入れてまとめたいと思います。
これは、来年前半行いたいと思います。
(2)KHcoderを使用した特許分析手法のマニュアルづくり
KHcoderを使用した特許分析については、先行事例があまりありませんので、ほぼ0から考えることになります。
KHcoderのホームページにはKHcoderを分析に使用した論文のリストがありますので、これら論文の調査をして、特許分析に使用できそうなものをまとめる作業を行おうかと思います。
これは来年後半行いたいと思いますが、秋口に入りますと冬期鬱のような症状もでて作業効率も落ちますので、夏あたりに作業できればと思います。
(3)pythonのお勉強
Excelによるクロス集計やKHcoderによる自然言語処理はpythonでもできますので、pythonを習得すると、これら手法をまとめてできる可能性があります。
とはいえ、独学では無理そうですので、何か安いスクールを見つけて勉強しようと思います。よいスクールをご存じの方がいらしたらお教え願います。
2.知財学会
知財学会ですが、来年のテーマは「テキストマイニングを使用した潜在ニーズの発掘(仮)」となります。
昨年は技術探索をし、今年は用途探索をしましたので、来年はニーズ探索をやろうと思います。これでネタ切れに近くなると思います。
例年どおりGWに作業してまとめたいと思います。まとまりませんでしたら、学会発表は回避となるかもしれません。
ということで、来年もよろしくお願いいたします。