2022年7月1日金曜日

ブランドモデルの試作について(その2)

前回のダイソンに続き、我が家で使っているA社の紙パック式の掃除機について、ブランドモデルを作成してみました。


情緒便益に「高い」、「悪い」、「面倒」のような否定的な情緒用語が現れたため、会社名は非公表としました(A社にします)。

一応、評価で★3つ以上のレビューを使用しましたので、否定的な用語は少ないと思いましたが、そうでもなかったようです。このあたりは、今後どうするか検討事項となります。

ダイソンと共通する情緒便益としては、「良い」、「快適」、「楽」などがあります。これらは、掃除機に必須の情緒便益といえますが、あったとしても差別化できない情緒便益といえます。 

そうすると、A社の掃除機の情緒便益は、ありふれたものばかりであり、ブランド的には特徴のない製品といえます。

一方、ダイソンは、「楽しい」、「うれしい」等の情緒が生じておりますので、ブランド的には特徴のある製品となっているかと思います。しかし、なぜ掃除機に楽しい、うれしいという情緒が生じるのかはわかりません・・・。 

そうしますと、A社の掃除機のリブランディングを考える場合には、従来にない(特殊な?)情緒を生じるような製品とすればよいわけです。

それはどうすればよいかといえば、ここからはネタバレとなりますので、知財学会での発表までお待ち願います。

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