明細書ですが、初稿の方が完成しました。一応、これが本業ですので、1日で何とか書けました・・・。
今回は、実務というより実験に近いため、明細書の品質はあまり上げず、最低限の記載要件を満たす程度の記載としました。
また、今回は、何が何でも特許を目指すというよりは、拒絶となってもよいという考えで進めております(半分、あらかじめの言い訳ですが・・・)。
拒絶理由を分析することにより、今回のプロセスの問題点が浮かび上がるかもしれませんので、それによってプロセスを改善する手がかりになると思います。
再度見直して、今週中に出願と審査請求を行おうかと思います。
ついでに、明細書自動作成ツールのようなものがないか、googleで調べてみましたが、まだ、無いようです・・・。
現状の機械学習は相関関係しかわからないため、翻訳や調査には使用できますが、がちがちの因果関係が求められる特許明細書作成はできないということでしょうか。
文書作成ソフトといえば、ネット記事を大量生産するソフトが昔あったような気がするのですが、あれも相関関係だけ見て文書を生成しているようですので、生成される文書の内容が何かおかしかったような気がします。
例えば、音楽や絵など、因果関係が不要な創作については機械学習が得意なような気がします。
とはいえ、これからの特許実務はAIで随時進歩性をチェックしながら請求項をドラフティングしてゆく時代が来るのかなと思います。
2020年5月24日日曜日
2020年5月22日金曜日
請求項案の検討
ひとまず請求項の案を作りました。
それで、次に、請求項案の特許調査と新規性の確認を行うことになりますが、漏れやノイズの少ない検索式を作る必要があったり、何百件の公報を読み込む必要があったりして、非常に骨の折れる作業となります。
仕事ではないので、楽をしようと、実務では絶対にやらない以下の手順でやりました。
新規性の確認には知財インテリジェントサービスを利用しました。
https://www.jpo.go.jp/support/general/ip-intelligence/index.html
このうち新規性が確認できるのは、IP Samurai(一部機能)がありますので、これを使用しました。
そうしましたところ、ランクAとなりましたので、現状で新規性・進歩性があることが確認されました(本当?)
ちなみに、このシステムを利用するためには、極秘中の極秘の請求項をコピペする必要がありますので、秘密漏洩の観点から実務で使用するのは、怖いかなと思います。
したがって実務で使用する場合には、きちんと契約してからの方がよいと思います。
特許調査は、よいサービスが知財インテリジェントサービスにはありませんでしたので、契約している特許データベースの概念検索でヒットした文献で同一物品で一番の上のものを選ぶことにしました。
これにより、特許調査と新規性確認は、たいして頭も使わずツールを駆使することにより30分もかからず終わりました・・・。
何か、未来の特許実務を先取りしているような感覚となりましたが、これで明細書作成に着手できることになりました。
明細書の作成は自動化ツールが今のところありませんので、自分で書く必要があります・・・。これもいずれツールができるのでしょうか・・・。
それで、次に、請求項案の特許調査と新規性の確認を行うことになりますが、漏れやノイズの少ない検索式を作る必要があったり、何百件の公報を読み込む必要があったりして、非常に骨の折れる作業となります。
仕事ではないので、楽をしようと、実務では絶対にやらない以下の手順でやりました。
新規性の確認には知財インテリジェントサービスを利用しました。
https://www.jpo.go.jp/support/general/ip-intelligence/index.html
このうち新規性が確認できるのは、IP Samurai(一部機能)がありますので、これを使用しました。
そうしましたところ、ランクAとなりましたので、現状で新規性・進歩性があることが確認されました(本当?)
ちなみに、このシステムを利用するためには、極秘中の極秘の請求項をコピペする必要がありますので、秘密漏洩の観点から実務で使用するのは、怖いかなと思います。
したがって実務で使用する場合には、きちんと契約してからの方がよいと思います。
特許調査は、よいサービスが知財インテリジェントサービスにはありませんでしたので、契約している特許データベースの概念検索でヒットした文献で同一物品で一番の上のものを選ぶことにしました。
これにより、特許調査と新規性確認は、たいして頭も使わずツールを駆使することにより30分もかからず終わりました・・・。
何か、未来の特許実務を先取りしているような感覚となりましたが、これで明細書作成に着手できることになりました。
明細書の作成は自動化ツールが今のところありませんので、自分で書く必要があります・・・。これもいずれツールができるのでしょうか・・・。
2020年5月20日水曜日
アイデア発想について
しばらく作業をさぼっておりましたが、多空間デザインモデルを使用して、アイデア発想?をしてみました。
どういうアイデアかここで公表しますと新規性を喪失してしまいますので、公表しませんが、たいしたアイデアではありません。
新規性喪失の例外適用を受ければよいのですが、拒絶されたとき恥ずかしいので、やはり公表しないことにします・・。
今回は、私の実務スキルをできるだけ使用せず(たいしたスキルもありませんが・・・)、多空間デザインモデルを大いに利用して、機械的かつ楽をして作業をしてゆこうと考えております。
次の作業は出願となりますが、作業としましては
1.だいたいの請求項案の作成
2.だいたいの特許調査
3.だいたいの新規性があれば、それなりの明細書を作成して特許出願
となります。
このうち作業的にしんどいのが明細書作成となります。すこし失敗したのはおむつの図面を書くのが大変なことです。
業務の場合には、図面屋さんに図面作成を依頼しますが、今回は業務ではなく、貧乏なことから自腹で頼むお金もないので、自分で図面を書かねばなりません。
フローチャートやブロック図程度であれば自分で書けますが、外形が微妙な曲線のおむつを書けるのかどうか自信がありません。
テーマを変えようかとも思いましたが、機械設計が本業だったころは、月何百枚も図面を書いておりましたので、そのころの勘を取り戻してなんとかしようと思います。
また、おむつは、そもそも出願激戦区であり、素人の付け焼き刃のアイデアではたして特許されるのか我ながら興味深いものがあります。
だいぶやる気がなくなりました・・・ので、6月中には出願できればと思います。
どういうアイデアかここで公表しますと新規性を喪失してしまいますので、公表しませんが、たいしたアイデアではありません。
新規性喪失の例外適用を受ければよいのですが、拒絶されたとき恥ずかしいので、やはり公表しないことにします・・。
今回は、私の実務スキルをできるだけ使用せず(たいしたスキルもありませんが・・・)、多空間デザインモデルを大いに利用して、機械的かつ楽をして作業をしてゆこうと考えております。
次の作業は出願となりますが、作業としましては
1.だいたいの請求項案の作成
2.だいたいの特許調査
3.だいたいの新規性があれば、それなりの明細書を作成して特許出願
となります。
このうち作業的にしんどいのが明細書作成となります。すこし失敗したのはおむつの図面を書くのが大変なことです。
業務の場合には、図面屋さんに図面作成を依頼しますが、今回は業務ではなく、貧乏なことから自腹で頼むお金もないので、自分で図面を書かねばなりません。
フローチャートやブロック図程度であれば自分で書けますが、外形が微妙な曲線のおむつを書けるのかどうか自信がありません。
テーマを変えようかとも思いましたが、機械設計が本業だったころは、月何百枚も図面を書いておりましたので、そのころの勘を取り戻してなんとかしようと思います。
また、おむつは、そもそも出願激戦区であり、素人の付け焼き刃のアイデアではたして特許されるのか我ながら興味深いものがあります。
だいぶやる気がなくなりました・・・ので、6月中には出願できればと思います。
2020年5月12日火曜日
論文「テキストマイニングを使用したブランドQFDの作成」が公開されました。
掲題の件、弁理士会のHPで公開されましたので、リンクを張っておきます。
https://system.jpaa.or.jp/patent/?freekeyword=%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89QFD%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%90
(PDF直接リンク)
https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/3508
ブランド実務というと、黒ぶちメガネにあご髭を生やした、広告代理店の方がやる仕事というイメージですが、この論文に記載された方式を用いますと、誰でもブランドを考えた商品開発ができることになります。
(もちろん、これはブランド戦略の一部に過ぎず、これだけやればOKというものでもありません。)
この論文ではテキストマイニングを使用しておりますが、別にテキストマイニングを使用する必要はなく、自力でコンテクストを考えることでもよいです。
ただし、テキストマイニングを使用すれば、私のように「おむつ」に関する専門知識がない人間でもコンテクストの検討ができますので、有用と思います。
https://system.jpaa.or.jp/patent/?freekeyword=%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89QFD%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%90
(PDF直接リンク)
https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/3508
ブランド実務というと、黒ぶちメガネにあご髭を生やした、広告代理店の方がやる仕事というイメージですが、この論文に記載された方式を用いますと、誰でもブランドを考えた商品開発ができることになります。
(もちろん、これはブランド戦略の一部に過ぎず、これだけやればOKというものでもありません。)
この論文ではテキストマイニングを使用しておりますが、別にテキストマイニングを使用する必要はなく、自力でコンテクストを考えることでもよいです。
ただし、テキストマイニングを使用すれば、私のように「おむつ」に関する専門知識がない人間でもコンテクストの検討ができますので、有用と思います。
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