ひとまず請求項の案を作りました。
それで、次に、請求項案の特許調査と新規性の確認を行うことになりますが、漏れやノイズの少ない検索式を作る必要があったり、何百件の公報を読み込む必要があったりして、非常に骨の折れる作業となります。
仕事ではないので、楽をしようと、実務では絶対にやらない以下の手順でやりました。
新規性の確認には知財インテリジェントサービスを利用しました。
https://www.jpo.go.jp/support/general/ip-intelligence/index.html
このうち新規性が確認できるのは、IP Samurai(一部機能)がありますので、これを使用しました。
そうしましたところ、ランクAとなりましたので、現状で新規性・進歩性があることが確認されました(本当?)
ちなみに、このシステムを利用するためには、極秘中の極秘の請求項をコピペする必要がありますので、秘密漏洩の観点から実務で使用するのは、怖いかなと思います。
したがって実務で使用する場合には、きちんと契約してからの方がよいと思います。
特許調査は、よいサービスが知財インテリジェントサービスにはありませんでしたので、契約している特許データベースの概念検索でヒットした文献で同一物品で一番の上のものを選ぶことにしました。
これにより、特許調査と新規性確認は、たいして頭も使わずツールを駆使することにより30分もかからず終わりました・・・。
何か、未来の特許実務を先取りしているような感覚となりましたが、これで明細書作成に着手できることになりました。
明細書の作成は自動化ツールが今のところありませんので、自分で書く必要があります・・・。これもいずれツールができるのでしょうか・・・。