2021年12月22日水曜日

プログラミングのスクールについて

プログラミングのスクールについてgoogleで調べてみましたが、どこがよいかさっぱりわかりません。

検索して目立ちますのが、就職先紹介つき、のコースが多いことです。つまり、プログラミングスクールとは、若い方が就職先を見つめるために利用するケースが多いようです。

私も、紹介してくれるのでしたら紹介してもらいたいですが、まあ年齢で門前払いでしょう・・・。

(1)費用

費用につきましては、1コース20万円~100万円くらい、だいたい50万円くらいが多いイメージです。

費用的には多額ではありますが、私のように、あと20年くらいで寿命が来る人間には、費用対効果がなさそうです・・・。やはり、教育とは、若い方がお金をかけた方がよいことを実感いたします。

(2)時間

通学のコースだけではなく、ネットの授業も多いのは社会人には助かりますが、やはり、1日2~3時間の学習時間を取る必要がありそうです。2~3時間はとれないことはないですが、生活にゆとりがなくなりますので、どうかな~、という感じです。

(3)コース内容

本来であればpythonによる自然言語処理コース的なものを受講したいのですが、無い場合にはpythonによる機械学習コース当たりを受講しようかと思います。まずは、pythonに慣れ親しめればよいかと思います。

コースを探してみますと、pythonによるスクレイピングコースなるものも見かけました。以前は、特に気にもしないコースですが、今では、特許庁APIを使用するには、必要なスキルとなってしまいました・・・。

そういう意味では、こちらも勉強する必要がありますし、もはや、特許分析をやる人にはpythonは避けて通れない時代となったようです。

あとは、どの時期から開始するかですが、年明けぐらいかな、と思います。本当は今から始めれば年末年始の休暇でがっつり勉強できるのですが、そこまでの意欲がわきません・・・。  

通い始めたら、その感想をブログに書きたいと思います。

2021年12月21日火曜日

来年の作業について

ブログ投稿も今年最後となりそうですので、来年しようと考えている作業についてまとめてみます。 

1.知財デザイン手法の開発

知財デザイン手法ですが、今のところ以下のようにまとめようと考えています。

当初はIPランドスケープの手法を取り入れようと考えておりましたが、その後勉強したところ、IPランドスケープとは経営層とのコミュニケーション論を意味するようで、特別の特許分析手法はないようです。

したがって、IPランドスケープはとりあえず考えないことにしました。 

来年の知財デザイン手法の作業としては以下の3つを考えております。

(1)Excelを使用した特許分析手法のマニュアルづくり

Excelを使用した特許分析については、先行文献がいくつかありますので、その内容を取り入れつつ、オリジナルのQFD分析を取り入れてまとめたいと思います。

これは、来年前半行いたいと思います。

(2)KHcoderを使用した特許分析手法のマニュアルづくり

KHcoderを使用した特許分析については、先行事例があまりありませんので、ほぼ0から考えることになります。

KHcoderのホームページにはKHcoderを分析に使用した論文のリストがありますので、これら論文の調査をして、特許分析に使用できそうなものをまとめる作業を行おうかと思います。

これは来年後半行いたいと思いますが、秋口に入りますと冬期鬱のような症状もでて作業効率も落ちますので、夏あたりに作業できればと思います。   

 (3)pythonのお勉強

Excelによるクロス集計やKHcoderによる自然言語処理はpythonでもできますので、pythonを習得すると、これら手法をまとめてできる可能性があります。

とはいえ、独学では無理そうですので、何か安いスクールを見つけて勉強しようと思います。よいスクールをご存じの方がいらしたらお教え願います。

2.知財学会

知財学会ですが、来年のテーマは「テキストマイニングを使用した潜在ニーズの発掘(仮)」となります。

昨年は技術探索をし、今年は用途探索をしましたので、来年はニーズ探索をやろうと思います。これでネタ切れに近くなると思います。

例年どおりGWに作業してまとめたいと思います。まとまりませんでしたら、学会発表は回避となるかもしれません。 

ということで、来年もよろしくお願いいたします。

2021年12月19日日曜日

発明を寝かせる

今はやっておりませんが、以前は個人発明家の相談業務をしていたことがありました。

発明相談では、発明の特許性のアドバイスや明細書の書き方アドバイスをするのですが、もちこまれる内容は様々でした。

私は、特許性の判断はできるのですが、実際の製品化については良いアドバイスができず、困ることが多かったです。

発明としては、それなりのレベルが多いのですが、はたして売れるのだろうか?とか、特許出願に費用をかけても果たして回収できるのだろうか?、という疑念が多かったです。

例えば、とてもメカニカルなスピーカーについて相談を受けたことがあるのですが、発明としてはかなりのレベルなのですが、今は音楽はヘッドフォンで聞くことが多く、スピーカーの需要は以前ほどないと思いますし、メカニカルなことから、スピーカー自体の価格も高額になることが予想されます。

そうしますと、発明としては問題ないのですが、市場性には問題がある、ということになります。

発明相談の場でもそういう話を簡単に議論しますが、そもそも答えのない話ですし、あまり追及して発明をつぶしてしまうことも問題ですので、課題の提示のみで議論は終了することになります。

こういう場合どうすればいいのか考えてみましたが、一つの考えとして、特許権だけはとっておいて、発明を寝かせておき、状況が変化したら製品化してみてはどうか、と思いましたがいかがでしょう?

そもそも製品がヒットする条件としては、製品としてよいこともありますが、むしろ、外部環境の変化にたまたま適合したというものも多いと思います。

例えるなら、春を待って冬眠する熊のようなイメージとなります。

先ほどのスピーカも、例えば、日本人の多くが防音の効いた立派な家に住むようになり、筐体をガラス製としてメカ部分をシースルーにしてインテリア性を高めつつ、スピーカーで音楽を聴くような状況になれば、売れる可能性が高まります。

特許権の存続期間は20年あり、冬眠期間をしばらくとれますので、外部環境の変化を待つ時間が取れます。もちろん待つだけではなく、営業活動や製品の改良を進めることでもよいです。

現実的な冬眠期間は10年となりますでしょうか。10年を超えますと権利維持費用が高額になりますし、存続期間の残りが少なくなりますと、特許により得られる利益額も少なくなります。

技術の変化は激しいですから10年あれば見切りをつける期間としても十分なのではないでしょうか。 

この作戦のよいところは、特許権があれば他社は参入できませんので、10年の猶予期間ができることにあります。そういう意味では将来の事業化可能性を特許権により確保できることがメリットとなります。

ということで、事業化の見込みが見通せない場合には、ひとまず特許を使って発明を寝かせてみてはいかがでしょうか。

2021年11月28日日曜日

知財学会の発表が終わりました。

知財学会の発表が無事?に終わりました。

当初の予想では発表時間が余りそうでしたので、ゆっくり目にしゃべろうとしましたが、結果としては発表時間オーバーとなりました。まだまだ修行が足りないようです。

次回来年のテーマは今のところありませんので、年明けにでも探そうかと思います。

学会の所感ですが、知財情報分析については、市販の特許マップソフトに頼らない発表が多く、とてもよいと思いました。

具体的には、エクセルやパイソンや私のようなKHcoderなどを使ったオリジナルの分析が多く、以前のようなどこかで見たような特許マップをズラリ出すというような発表ではなくなりました。

おそらく今後は分析にパイソンを使う人が増えてくると思いますので、私もその波に乗り遅れないようにしたいと思います。

また、特許庁からのAPIを利用した発明の品質分析が増えてくると思います。従来の特許情報分析に加えて、特許品質分析が特許分析の2本柱に育ってゆくとよいなと思います。

今回の発表内容については、文書にまとめてどこかで公表できるようにしたいと思います。

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